1日目 頭を緩めてホルモン分泌
2日目 首を伸ばしてストレス解放
3日目 肩を開いて酸素を皮膚に届ける
4日目 冷え取りでアレルギー反応を抑える
5日目 解毒不足は肩の高さに出る
6日目 腰を使って本来の排泄を取り戻す
7日目 背骨を緩めて自律神経を整える

特別編1 ツボで「かゆみ」を緩和する
特別編2 スキンタッチで「子供ケア」

今日はメルマガ講座4日目ですね。
アトピーで悩んでいる人に共通していること。それは

冷え

「わたし、冷え症じゃないけど」

というあなたにも、実は冷えが潜んでいる可能性は高いです。

今回は、冷え症を改善してアトピーの反応を抑える方法についてお伝えします。

冷え性とアトピーの関係

アトピーの原因はひとつじゃない

こんにちは。鍼灸師の伊東 歩です。
アトピーは多因子性、つまり

原因がいくつか重なって状態が悪化する

ということは、これまでのメルマガでもお伝えしてきました。

  • 自律神経
  • 肝臓
  • 腎臓
  • 呼吸器
  • 胃・腸
  • 背骨・骨盤
  • 遺伝
  • 免疫異常
  • ホルモンバランス
  • 外的環境…

など、アトピーの原因となる要素はすごく多いです。
そんな中で、ほとんどの人に共通している原因が

「冷え」。

アレルギーの裏に「冷え」が隠れている

「冷え」はアトピーに限ったことではなく、花粉症や気管支喘息、食物アレルギーで悩む人にもいえること。

でも
「わたしはアトピーと花粉症があるけど、別に冷え性じゃない」
という人もいらっしゃるでしょう。

実は「冷え」というのは、いろいろなタイプがあります。

身体全体が冷えていて寒がりの、いわゆる冷え性の人もいれば、部分的に冷えている人も。
そして、そのような冷えている部分というのは、確実に本来の機能は発揮できません。

冷えによる影響

一般的に体温が1度下がると免疫力は30%下がると言われていますが、アトピーをはじめアレルギーを抱えている人は、逆に過剰に免疫反応が出ています。

このような「説明できない」「不可解」なことが身体で起こっているので、「アトピー(奇妙な)」とも呼ばれているのですが、東洋医学的にみると全然矛盾はないのです。

単純な

  • 寒証(寒がり)
  • 熱証(暑がり)

もあれば、

  • 表熱裏寒
  • 上熱下寒
  • 肝火犯肺
  • 心火亢盛
  • 胃寒・胃熱
  • 肝胆湿熱…

など、東洋医学では昔から複雑な冷えと熱のパターンが伝えられています。

その中でもアトピーに多いのが、表熱裏寒タイプ。

皮膚表面では炎症反応などの「熱」があり、免疫反応が過剰に反応しているというのは「表熱」

その一方で、主に肝臓・腎臓・腸などの解毒・排泄機能を担う内臓に冷えがある状態が「裏寒」

このような「表熱裏寒」状態のバランスを取り戻すのは、東洋医学の得意とするところ。
では、さっそくその整え方をお伝えします。

冷え性を改善してアトピーの反応を抑える方法

ただ温めればいい?

皮膚表面に熱があり、内臓が冷えている「表熱裏寒」状態を元に戻すには、ただ温めるだけでは難しいです。

たとえば、お風呂に入ったり、靴下を重ねて履いたり、腹巻きを着けたりしても、熱が表面に溜まるばかり。
アトピーの場合は、発赤とかゆみが皮膚にあらわれます。

そこで便利なのが、「ツボ」

ツボで温める意味

ツボは言ってみれば「内臓の出張所」

内臓に何か不具合があれば、ツボの場所にに凹凸ができたり、色が変わったり、皮膚が湿ったりと、変化が現れます。

これを逆に利用して、ツボに刺激をすることで内臓を改善するのが、鍼やお灸といった施術なのです。

身体全体を温めたり、面で覆って温めたりすれば、皮膚に熱が溜まってかゆみが出る。
でもツボという点をお灸で温めれば、冷えている内臓を狙って温められる。

熱と冷えは、お互いに影響しあうので、

  1. 内側の冷えが取れる
  2. 内臓の機能が上がり熱が必要となる
  3. 皮膚表面の熱が体内に戻される
  4. 余分な熱は体外に発散される

鍼灸院などで施術をする場合、これに「瀉法(しゃほう)」といって皮膚表面の熱を取り去る施術を行います。
このようにすると、身体の「熱」「冷え」のバランスが次第に取れて、アトピーの状態に変化が出てくるのです。

アトピーのセルフケアの場合、瀉法は難しいので、ツボへのお灸で充分。

「お灸は難しそうだなぁ」

と思った方は、米粒やゴマ粒を絆創膏で貼りつけることで代用しましょう。(本当はお灸がおススメ!)

おまけ:お灸のやりかた


用意するのは

  1. お灸
  2. ライター
  3. お皿

お灸は、ドラッグストアなどにある「せんねん灸」が使いやすいです。


慣れるまでは、お灸をする「ツボ」の場所にペンで印をつけておくといいです。


お灸の裏はシールになっています。


指先に貼りつけましょう。


ライターで点火。


煙が出たらオッケー。


指からはがして…


ツボにのせましょう。


しばらくすると、ほんのりと温かくなります。(熱すぎたら途中ではずしてください)


煙が出なくなってから2~3分は温かさが持続します。


終わったらお皿に置いてください。

コツは、最初は一番温度の低いタイプのお灸を選ぶこと。

ドラッグストアに置いてあるお灸は、けっこう「熱い」と感じるひとが多いです。
ネットでも買うことができますので、あなたが「気持ちいい」と感じる温度のお灸を探すのも楽しいですよ。

どのツボを温めればいい?

では、どのツボを温めればいいのか。

2つのツボをご紹介します。

太谿(たいけい)


太谿は足の内くるぶしのうしろにあります。
アキレス腱の前の、柔らかい所がツボ。

肝臓の解毒腎臓の排出機能をアップしてくれます。

  • むくみやすい
  • 疲れやすい
  • 特に脚が冷える
  • ステロイドを使っている
  • 白髪が多い

などの悩みがある人におすすめのツボ。

1日に3~5個を続けてお灸してみてください。

【 ポイント 】
冷えを取ってアトピーを改善するなら、右足の太谿だけにお灸をしましょう。


あ‥写真は左足ですが、右だけです!

関元(かんげん)


もう1つは「関元(かんげん)」というツボ。
関元には、腸を温めて身体全体のエネルギーを補充してくれる役割があります。

  • 便秘気味
  • 下痢しやすい
  • 体力がない
  • 食物アレルギーがある
  • 太りやすい

などの悩みがある人におすすめのツボ。


おへその下、指4本分のところに…


関元はあります。


ここは皮膚が薄いので、太谿よりも熱さを感じやすいかもしれません。
温度の低いタイプのお灸からためしてみてください。

終わりに

反省です… 短くお伝えするつもりが…

でも、アトピーの改善にとって「冷え」の解消はとっても大事です。
お灸は面倒くさいですが、効果的なセルフケア。

ぜひためして欲しいと思います。

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「左右で肩の高さが違うなぁ」
という人は、顔が歪んでしまう前に整えておきましょう。

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